あなたの
ワンちゃん、ネコちゃん
かかりつけの歯医者さんはいますか?
当院に初めて来院されるワンちゃん、ネコちゃんの90%は歯科診療でお越しになります。
ワンちゃん、ネコちゃんのお口のトラブルのことでお困りでしたらご相談ください。
当院に初めて来院されるワンちゃん、ネコちゃんの90%は歯科診療でお越しになります。
ワンちゃん、ネコちゃんのお口のトラブルのことでお困りでしたらご相談ください。
歯周病は別名「サイレントディジーズ(静かなる病気)」や
「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」と言われ
自覚症状が無い状態で病気が進行していきます。
人と同様にワンちゃんネコちゃんの歯周病は
むし歯と違って酷い痛みが出ないため、
歯茎からの出血や口臭、歯石が付着していても
「この子御飯もちゃんと食べているから...」
また獣医さんに相談しても「この程度なら...」と
放置される傾向にあります。
そして気づいた時には顎の骨が溶けて無くなってしまいます。
歯茎の異常や口臭などが認められる場合は
歯科専門動物病院の受診をお勧めします。
初期の歯周病であればスケーリングやデンタルケアで
改善することが出来ます。
人の歯科医院に於ける歯周病治療
(スケーリング・ルートプレーニング)では、
お口の中を6つのブロックに分けて1回の治療で
1ブロックずつ治療を進めていきます。
特に中程度以上の歯周病患者さんの歯茎の下の
見えないところに付着している歯石を除去するのには
かなりの時間を要しますので、
全て治療が終わるまでに通常2〜3ヶ月の期間が
必要となります。
FMD(フルマウスディスインフェクション)法とは従来の歯石除去とは異なり、2~4時間掛けて歯茎の中の汚れをマイクロスコープや超音波スケーラーなどを用いて除去し同時に抗生物質を投与して口腔内細菌を1度の処置で除去する方法です。ただし治療が長時間に及ぶために人の医療でも麻酔下で行われることも珍しくはありません。
一般的な歯周病治療を行った後に超音波スケーラーなどの器具が到達できない深い歯周ポケットの歯の根っこまで歯石が付着しているケースでは、感染の状態が落ち着いた段階で歯茎を切開して根っこの歯石除去や場合によってはリグロスなどの再生薬剤を用いて歯槽骨再生療法を行います。
動物に於いてはすべての口腔内処置は全身麻酔下で行われます。無資格者による無麻酔歯石除去は法律違反だけでなく歯周病の悪化を招き動物虐待行為となる為やるべきではありません。それゆえ動物の場合は毎回の全身麻酔が必要となるために出来るだけ少ない回数での施術が望まれます。すなわち獣医療に於いても歯石除去はFMD法が望まれますが実施されている施設はまだまだ少ないのが現状です。
軽度な歯周病の場合は歯面に優しいマグネット式超音波スケーラーを用いて基本歯周治療の歯面清掃を行います。
中程度から重度歯周病に関しては、施術可能であれば先ずはFMD法による歯周病治療を行います。抜歯手術が必要なケースでは出来るだけ同時に行いますが、難易度や麻酔時間などによっては後日の施術が必要となることもあります。また犬歯などの生活歯は感染が落ち着いた段階で外科処置や再生療法、歯内療法などにより温存することも可能です。
歯周病治療は一旦終了した後にも適切なメインテナンスを継続し、人と同様に毎日のプラークコントロールを行っていくことが大切です。メインテナンスを怠ればお口の中に再びプラークが溜まり歯周病が再発してしまいます。よい状態を維持するために治療後はブラッシングや定期検診でしっかりとプラークコントロールをしましょう。当院ではご希望の飼い主さんには認定動物看護士による歯磨き指導も行っています。
21動物病院は大阪府堺市の
JR阪和線百舌鳥駅から徒歩5分程度の場所にあります。
通常休診日は火曜日と金曜日、日曜日の午後
となっております。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00 - 11:45 | 〇 | - | 〇 | 〇 | 手術 | 〇 | 〇 |
16:30 - 17:45 | 〇 | - | 〇 | 〇 | 手術 | 〇 | - |
※ 12:00~16:00は検査及び手術時間となります。
※ 学会・研修などにより臨時休診となる場合があります。
シニアのワンちゃん、猫ちゃんが他院からの紹介で来られることが少なくありません。
「高齢だからと出来ない」とお断りする事は極力せずに
出来るご提案をさせて頂く様に努力しています。
高齢犬の歯周病でお悩みの飼い主様、愛猫の口内炎でお悩みの飼い主様。
どこに行っても解決しないと諦める前に、
一度御相談下さい。
お問い合わせはお電話で承っております。